以前から話している、宇宙調理について。
ここらへんで、少し落ち着いて
宇宙調理理論を構築するためのロードマップを
大きく10のステップで示そうと思います。
これらは理論的な枠組みを構築し、
宇宙空間や宇宙基地での調理を可能にするための
基本的なステップとして
複数車線の交差点のように
大きな中継地点として示すものとします。
①:宇宙環境の特性の理解:
当たり前だが
「宇宙空間や月面などの環境特性を理解し、
調理に影響を与える要因を明確化する。」
②:食品の保存技術の確立
これは、今までも/現在でも/この先でもそうだが
「長期保存可能で軽量・コンパクトな食品の開発
や、保存技術の研究を行う。」
③:食品の栄養価の最適化
これは、大前提の宇宙に宇宙飛行士や
現場の”人間”がいて成り立つものとして
最低限の必要な要素として、
「宇宙食の栄養価を最適化し、
宇宙環境下での健康維持に必要な栄養素を確保する。」
④:調理器具と施設の設計と開発
これも、もちろん最低限の設備問題と
必ず間必要になる課題として
「宇宙空間で使用可能な調理器具や施設を
設計・開発し、宇宙調理の操作性と安全性を確保する。」
⑤:重力下での調理模擬
もちろん、宇宙空間、月面、火星と
第一に重力の違いから必要な事で、
「 地球上での重力下で宇宙環境を模擬し、
食品の調理と乳化プロセスの理解を深める。」
⑥:食品の調理プロセスの最適化
子供の頃に習った”3R推進”が生きる。
今から3RやSDG’sではなく、
初めから念頭におき研究する。
「宇宙環境下での食品調理プロセスを最適化し、
資源の効率的利用とエネルギーの節約を図る。」
⑦:食事の心理的側面の考慮
現に宇宙に行って活動した宇宙飛行士が
どれだけ”食事の時間”が、支えになったか?を
語っている。
それは、栄養面だけでなくメンタルも含めて
つまり、
「長期間の宇宙滞在における食事の心理的影響を理解し、
食事の満足度と精神的な健康を向上させる。」
⑧:宇宙食の個人化とカスタマイズ
以前、大前提で語っている
パーソナライズされた食事による健康管理。
「宇宙食を個々の宇宙飛行士の好みや
健康状態に応じてカスタマイズし、
パフォーマンスと幸福感を最大化する。」
⑨:宇宙調理の持続可能性と循環経済
⑥に似ているが
「食品の廃棄物の最小化や再利用を考慮し、
宇宙環境での持続可能な食品サプライチェーンを構築する。」
⑩:国際的な協力と知識共有
今は、国家間での利権産業争いだが
いずれ、地球規模課題になるとして
「国際的な宇宙機関や研究機関との協力を深め、
宇宙調理のベストプラクティスを共有し、
研究成果を発展させる。」
これらのステップで
宇宙調理の理論的基盤を築くためのガイドとなりえるのかなと。
各ステップは相互に関連し合っていて
宇宙環境下での
安全で効果的な食品調理を実現するための
重要な要素なのかなと。
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↑の映像が、気になる方は、
YouTubeにて今後更新予定!
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