ロードマップ 番外編。ser.
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それでは、前回の最後に予告した番外編です。
宜しくお願い致します。
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⑴. 月面の昼夜の周期と活動時間について:
1日(昼夜のサイクル)が
約29.5地球日(約708時間)を想定して、
最高気温日127℃の日が1日目だとして
最低気温日-173℃の日が29日目だとする。
1日毎に毎日どのくらいの温度変化があり、
何日目〜何日目が月面上で活動可能か?
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①-②-2-[C]Ⅲ:温度管理
[α]. 月面の昼夜周期と活動時間について
月の1日は約29.5地球日(約708時間)で、
昼間と夜間の時間がほぼ同じくらいに分かれている。
月面の温度変化は、
太陽光の有無に大きく左右され、
日中と夜間では極端な温度差があります。
[β] 月面の温度変化の詳細
1. 日中:
①月面の昼間は、太陽光が直接照射されるため、温度が急激に上昇します。
②最高気温は約127°Cに達し、
これが約14.75地球日(約354時間)にわたって続きます。
③この時間帯では、日中に向かって
温度が急上昇し、太陽が真上に来るころに
最も高くなります。
活動は暑さ対策が必要ですが
太陽光を活用したエネルギーの供給が容易です。
2. 夜間:
❶月面の夜は、太陽光が全く当たらないため、
温度が急激に低下します。
❷最低気温は約-173°Cまで下がり、
この寒冷状態も約14.75地球日続きます。
❸太陽が沈み始めるとともに
急速に冷え込みます。
特に、夜間は極低温になるため、
断熱や保温対策が不可欠です。
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⑵温度変化のパターンと活動可能時間
温度の変化パターン:
月の昼夜は非常に長い周期であり、
約29.5地球日の1周期の中で、
日中が始まる1日目から少しずつ温度が上昇し、
7日目から14日目(太陽が真上にある頃)に
最高温度に達します。
同様に、太陽が沈み始める15日目頃から
徐々に温度が下がり、最終的に29日目頃に
最低温度に達します。
活動可能時間:
[α]日中の前半(約1日目〜7日目):
①:気温が徐々に上昇していくこの期間は、活動可能です。
気温が0°C〜100°Cの範囲に収まる時期が多いため、
比較的快適に作業や活動が行えます。
[β]昼間の後半(約8日目〜14日目):
①:温度が100°Cを超えて急激に上昇するため、
この時期は活動における冷却システムや
太陽光対策が必要です。
特に、太陽光が強い正午前後では、
短時間の活動に限定するか、
基地内部での活動にとどまることが推奨されます。
[γ] 夜間の前半(約15日目〜22日目):
①:この時期は、温度が0°Cを下回りますが、
まだ極寒ではありません。
断熱対策が適切であれば、
エネルギー効率の良い温度管理システムにより、
作業は比較的行いやすいです。
[Δ] 夜間の後半(約23日目〜29日目):
①:極低温が続くこの期間は、
外での活動は極めて困難です。
基地内部での活動に限定し、
温度調整やエネルギー供給が
完全に管理された環境で過ごす必要があります。
活動が長時間続くと、
エネルギーの確保や設備の故障リスクがあるため、
慎重な温度管理とエネルギー戦略が不可欠です。
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活動可能な日数の総まとめ
⑴:活動可能な期間(外部活動が可能な日数)は、
主に月の1日目から7日目、
そして15日目から22日目(温度が0°C〜100°Cの範囲)です。
⑵:極端な気温になる8日目から14日目、
および23日目から29日目は、
外部活動は難しいため、基地内部での活動に限定されます。
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以上が、
月面の昼夜周期に基づく温度変化の詳細と
活動可能時間のまとめです。
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番外編はここまで。
今後、いろいろな課題に関連してくるであろう
今回の”月環境”は、要所要所で振り返る可能性が高いです。
引き続き宜しくお願い致します。
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