N° 06 「コオロギ食について。」 詳しくはYouTubeにて!

伊藤のヨタばなし

⑴:結論

昆虫食は、この先もう少し
スタンダードになるが
” 一時の流行り “で、
そこまで食事の中心になったり
肉や魚の代替えにはならない。
し、趣味嗜好系食品くらいの立ち位置。
(大豆ミートとか代替魚、グルテンフリー食材など)

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⑵:なぜ”コオロギ食”なのか?/メリット

・2050年、(2067年)
 世界人口は97億人に達し
 現在は77億人。
 今の2倍の食糧生産が必要になると
 言われています。
 早ければ2030年頃には
 世界的なタンパク質不足が起こるとも
 予想されているのです。
 その状況を乗り越える方法として、
 「昆虫食」が注目されています。
 

・栄養価の高さ
 乾燥したコオロギの半分以上はタンパク質で、
 野菜と同じキチン質の食物繊維が多い。
 栄養バランス的にも優れている。

・室内での養殖が可能
・45日で成虫になるというサイクルの速さ
・大量に生産できることで、
 価格が安定し、低価格で入手できる
・CO2の削減
・汎用性の高さ

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⑶:デメリット

・コオロギはそのまま一緒にしておくと
 共食いしてしまう。
 そのあたりを意識して育てる必要があります。
(主に密集度やタンパク質不足)

・養殖のしやすさ、味という点では
 ミールワームも該当します。
 ただ、ミールワームは脂肪が多く、
 カルシウムに対してリンも多いため、
 食事としてというよりは、嗜好品として。

・今は、まだ価格が高い!
 供給量や流通量の問題で
 価格は高くなっています。
 需要が高まればコストは下がっていきますが、
 現時点では手が出しにくいのが現状。

・アレルギーの危険性。
 甲殻類アレルギーに準ずる。

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⑷:とはいえ。。。

・栄養価、タンパク質が多いとはいえ…
「コオロギのタンパク質量は100gあたり約60g。
牛肉や豚肉、鶏肉のタンパク質量は
100gあたり20g前後。
かなりの高タンパク質だから
コオロギ食は注目を集めている。」
と、あるのだが…
100gのコオロギを食べるのと
300gのハンバーグを食べるのと、
現代人が選ぶのは?どっちかな?
と思うと…

・CO2の話に対して…
 例えば、牛の体重を1kg増やすのに
 必要な水の量は約1,500リットルです。
 一方コオロギは1kg増やすのに1リットル。
 そのためCO2の排出を削減でき、
 環境負荷の少ないタンパク源になり得る。
と、あるが、1キロ相当のコオロギって何匹で
 共食い防止とか色々考えると
 飼育ケージが増えて場所もとる。
 野菜の切れ端だけじゃ、やはりダメだし
 と生産コスパと需要を考えると…
 牛というか、鶏肉を増やしても良いんじゃないかな?と。

牛は、牛乳も生み、その牛乳は
多様な乳製品にかわる。
鶏もビタミンや栄養で言えば豊富だし
卵を産む。卵も加工品や長期保存食などにも。

汎用性は、牛にも鶏にもある。。

病気の心配もあると思う。
BSE、サルモネラ、カンピロバクター、
鳥インフルエンザ。。。
でも、例えコオロギが主役になったとして
その未来には、コオロギ特有の
病気、ウイルス、細菌など
そのリスクは必ず付きまとう。

なら今対応できている、今研究している。
牛、豚、鶏をこのまま進めた方が良いのかも?

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⑸:ただ…

頑張ってる
ベンチャー企業家さん
昆虫食レストランさん
応援しております!!!

実際、スイスとパリで
昆虫食スナック食べた事あるので!笑

昆虫食レストランも興味深い!!!笑

最後にお願いとしては、
“押し付け”だけは、辞めましょう。

詳しくは、YouTubeにて。

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