N°08 玉ねぎ②[YouTube本編内容]

野菜について。

玉ねぎ ③-②

歴史、史実と共に玉ねぎ、
史実と共に玉ねぎ〜薬として〜
古代の玉ねぎの調理法
玉ねぎと日本
逸話、名言
横チョン、チーズ紹介

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〜知識〜
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⑴:歴史

 ・現存する最古の栽培植物のひとつ
   人類に初めて栽培された植物

 ・原産地
   中央アジア ペルシア(イラン)あたりと言われている

 ・古代メソポタミア文明の時代から栽培されている
   ただ、メソポタミアのような直射日光の下などの
   環境下では通常難しい。
   どのようにしたか?”ナツメヤシ”の木で陰を作り
   その元で作物を栽培していた。

(ナツメヤシ:補足動画)

 ・イェール大学にある、現存する世界最古の
   ”レシピ粘土板” にある。
   20種の料理すべてに、玉ねぎ、ネギ、ニンニクの
   どれかが使用されている。
   紀元前1600年頃の3枚の粘土板でつくられた
   世界最古のレシピ集。
   他にもレモンやリンゴ、ザクロなどを
   一緒に潰したジュースも作られた。

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⑵:史実共に玉ねぎ

 ・ピラミッドと玉ねぎ
紀元前2500年頃の史料によれば、
ピラミッド建設の労働者には、報酬として
パン、ビール、玉ねぎ、ニンニク、ニラ、ラディッシュ
などが与えられだ。

 •魔力に左右される玉ねぎ
野菜の中でも特に玉ねぎは、魔力のある特別な野菜だと
認識されていた。
神格視されることもあれば、禁忌になることもあった。

 ・神話と神官と玉ねぎ
神話の種類と地域、内容により不吉な解釈もあった。
その為、それらの神官たちは、玉ねぎを避けた。

 ・玉ねぎ不吉説
 ①:神の溺死。
  地方神話では、ホルス神が玉ねぎの茂みに
  近づこうとこして、川に落ちて溺れたため。

 ②:玉ねぎは善神ホルスの目。
  玉ねぎは、月の光で繁殖すると言われていた。
  その為、月→善神ホルスの目の象徴だが
  悪神セトは、ホルスの目をくり抜いて食べたという
  逸話がある。

:史実と共に玉ねぎ:役割と信仰
  ①:王様のミイラと共に葬られる事はよくあった。
  ②:庶民レベルでも祭りの時に、
    首に玉ねぎをぶら下げてその臭いをかいだりした。
  ③:誓いをたてる時に”タマネギ絶ち”をした。
  ④:ミイラには、目のくぼみ や 脇に挟んだり
    皮膚と包帯の間に入れたりした。
  ⑤:ラムセス2世は、”12万2712籠”のタマネギを
    神殿に納めたりした。
色々な国の博物館や美術館で、遺物をたくさん見てきたが
大きさがまちまちなので、
どのくらいの大きさの箱だったのか…
知っている方がいたら…
  ⑥:薬効も信じられていた為、
    目薬や睡眠薬にも使われた。
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⑶:史実と共に玉ねぎ:”玉ねぎ”は、薬として??

 ①:匂いを嗅ぐ → 視力回復、導入効果
 ②:パンと一緒に食べる→口内炎
 ③:酢、蜂蜜、ワインと混ぜる→歯痛、犬に噛まれたキズ
 ④:ゆでたタマネギ → 赤痢、腰痛
 ⑤:座薬として → 痔に効きます。
 ⑥:空腹時に食べる → 整腸
 ⑦:女性に食べさせる → 不妊かどうかの判別。

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⑷:歴史:古代の玉ねぎの調理法

 ・古代ギリシャと古代ローマ
  玉ねぎ、人参、クレソン、カブなどで
  野菜のポタージュを作ることが多かった。

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⑸:歴史:玉ねぎと日本

 ・①日本へは、江戸時代に南蛮船によって長崎に伝わる。
   初めは観賞用であった。

  ②食用として始まるのは、明治以降
   北海道開拓使が明治4年頃にアメリカから導入した
   各作物と一緒に「イエロー・グローブ・ダンバンス」
   という玉ねぎを導入した事が始まり。
   外来種なのでなかなか定着しなかったが、
   寒さに強く北海道の気候に適応した。
   そこで、春蒔き玉ねぎの「札幌黄」が生まれた。

  ③玉ねぎを定着させた理由としてある事件が起きた。
   明治初期に「コレラ」の流行りがあった。
   感染性、致死率が高く、「三日コロリ」などと
   呼ばれたが、玉ねぎがコレラに効くという
   ”噂”が広まり、爆発的に売れた。
   さらに、実際にその様な効能はないが
   エジプトのミイラなどに魔除けや薬効として
   使用されていた。というのと、
   ネギと似た味だったのですぐ定着した。

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⑸:逸話

 :トルコの伝説と悪魔王のサタン
  大昔、トルコの伝説に悪魔王サタンが
  天から放り出された時に着地した土地の
  左足の下からは、”ニンニク”、
  右足の下からは、”玉ねぎ”がそれぞれ芽を出した。

 :ハンムラビ法典
  貧困者は、1ヶ月分のパンと玉ねぎを受けるべし。
  (パンの上に生玉ねぎをのせて食べていた。)

 :古代エジプト
  貧しい人々の主食は、「パン、玉ねぎ、ビール」
  お葬式の捧げ物としては、玉ねぎの入った籠は
  2番目に良いとされ、1番目は、当然パンだ。

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⑹:名言

 :ジョナサン・スウィフト”ガリバー旅行記”の作者
「料理人なら誰しも、玉ねぎ無しの旨い料理なんて
 ありっこなし。と言うだろう。だが、
 キスの味が損なわれるのが、
 お嫌なら玉ねぎは完全に煮詰めて。」
※生は”涙”をさそい、消化にも悪く、匂いも強い。

:ロベール・クルスティーヌ
 「玉ねぎは、貧乏人のトリュフ」

:レイモン・デュメイ
 「言うなれば、ニンニクは百姓派。
  玉ねぎは、都会派。玉ねぎは、都会の台所にちょっぴり
  「田舎」を運んでくる。」

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ちょいテク
 :スライスする時の横のチョンチョンの理由と秘密
 :微塵切りや色紙切りの無駄のない切り方

食材紹介
 :コンテチーズ

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が、気になる方は、YouTubeにて!
[再生リスト]
:本編 Long Ver. 「玉ねぎ③-②」
:技術的知識 セルフ切り抜き 「玉ねぎ②」:ちょいテク」
:食品食材紹介 セルフ切り抜き 「コンテチーズ」

いずれかにて!

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