N°17 伊藤のヨタ話 「飲食に関する脳と五感 “視覚” 第一階層」

伊藤のヨタばなし

[YouTube 本編内容 文字起こし]

☆飲食の際の情報量

 飲食の際に”視覚” から入る情報量は
 約80〜87% 。
 五感の中では、圧倒的に多い数値

☆視覚について

 ・食事における”視覚”に関わるものとしては、
  沢山ある。

 ・料理自体、食器類、明暗、
  光の色や角度、空間面積、装飾
  照明の色彩・色調・色相 などなど

 ・空間や心理の合わさったイメージから
  見えてくるもの視認するものが、変化する。

 

☆”視覚”へのアプローチとして。

 ・それぞれのお客様へのサーヴィスとして
  直接関わるものとして、大きく2つある。
  ”盛り付け” と “演出”

 ・その他でいうと
  空間や視認型雰囲気、
  其々のコンセプトや世界観など。

 ・高低地点や立地による視野の違い。
  地下に行くのか?地上なのか?
  高層階なのか?により、見える景色や
  視野の範囲、その他の情報量も変わってくる。

☆視覚の”第一階層”として。

 ・それぞれのお客様へのサーヴィスとして
  直接関わるものとして、大きく2つある。
  ”盛り付け” と “演出“にフォーカス。

“盛り付け”:3段階に分かれる。

 ⑴:テーブルやお皿の上の物理的なアプローチ
  立体感、高低や奥行、
  色彩、料理と食器の相性など

 ⑵:テーブルやお皿の上の思考的なアプローチ
  テーマ、風景、メッセージ、
  イメージ、再構築、風情など

 ⑶:パーソナライズ化されたアプローチ
 食べ手の… 出生地、思い出、思考、嗜好
      現在と過去の環境、状況、
      体調、産地、想い など

“演出”:3種類の型と内容、効果

 ⑴:参加型・観覧型・放置進行型

 ⑵:動作、変化、構築、ライブ感、特別感など

 ⑶:それらが起因して
   好奇心、優越感、特別感、幸福感
   満足度の上昇と歓喜 などの、
   ポジティブな効果の期待が高まる。

こう言ったポイントにフォーカスして
視覚からのアプローチを考えてみるのも
面白いですよね。

☆ネガティヴ因子の排除

・目に見える部分の汚れや故障はNG

・オープンキッチンなどの場合は
 汚れや器具の裏側などはもちろん、
 使っている調味料などが前面に押し出てても
 雰囲気が変わってしまうかなと。

・食器類やインテリアの整備やキズ、損失

・電気や明かりなどの、整備

☆結論とポイント

 ①:食事に関して80%以上を占める
   圧倒的な情報量。

 ②:広範囲にわたる
   アプローチの可能性。

 ③:盛り付け と 演出 を
   改めて細分化して見直す。
   事が最初の段階としては重要なのかなと。

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気になる方は、YouTubeにて!

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