Bonjour à tous ‼️
という事で、伊藤の”ヨタばなし”ですねー!
このシリーズの1番はじめに話したのですが
結構、前から考えていた事として
「メタバース と 飲食」というテーマがあって
それに加えて同じ時期から
もう一つ、考えている事がありまして
それは、「宇宙調理」についてです!
簡単に言ったら
「宇宙空間の人間が住める施設で、
どう調理をするのか?」です。
「まぁた、何か言ってるよ〜」
って感じですよね!笑
結論から言うと、
結局、今の宇宙食だけでは
この先食事に対しての満足感が減り
逆に食事がストレスになってしまったり
ずっと同じ様な味や見た目、食感などで
飽きてしまう。そして
地上で毎日使っていた「食事に対するクオリア」が
減っていってしまうのでは無いか?
と思うんです。
そして、今は周りに食材から調理器具から
何でもありふれているから、
料理が億劫になっているかもしれないが
近い未来「滞在型宇宙旅行」が実現した時に
観光客は「料理」を食べたくなるだろうし
中長期滞在する専門家や地主、住民などは、
「料理、調理したくなる」と思うんですよね!
なので、「宇宙調理」という概念は
必要なのかと思うんです。
宇宙食やプリンター食がゼロスタートの世代
ならまだ、宇宙食とかで満足できるかも
知れませんが、
そこの未来に行くまでの間は、
料理や調理を既に知ってしまっている
今を生きている人達なので。
その間は、やはり「宇宙調理」は必要なのかなと。
確かに、「宇宙食」と呼ばれる
完成された料理や食事は
既に、”標準食”としては既に
約300種類前後あります。
その他、ボーナス食としても
宇宙日本食としては、
JAXAが約29種類を独自に認証しています。
あと、最近では、宇宙飛行士の野口聡一さんが
「宇宙バジル」の栽培実験も行われていましたし
ISSに設置されているNASAの植物栽培装置
「VEGGIE」での栽培実験が行われていたりもする。
あとは、「月面農場」の計画や
培養肉、培養卵などもある。
つまり“食材”を育てる実験をしているわけです。
「おいおいおい」と、
「他にも最新のフードテックがあるじゃ無いか!」
と、「3Dフードプリンターが、あるじゃねーか!」と、
おっしゃる方もいらっしゃるかと思いますが
確かに素晴らしい技術と凄いスピードで
進化していっているし、
実用化したらフードロスを防いだり
環境にも優しいと言われてます。
なので、「宇宙調理」の実現までの間は
重宝されるかもしれません。
ですが、たとえば、
おにぎりでもお寿司でも、野菜の煮物でも
食感や見た目が…となってしまう。
ピューレやゲル状のお米は
やはり美味しさに欠ける…
もちろん、スナックやピザなど出力後に
火を通して食感や香り、温度を実現させる
技術も既にあります…が
パターンも限られるし
元々、食材を育てて色々加工して
カートリッジの作成をして…
それを何種類も作って…それで
初めてプリントアウトして、焼いたり何なりして
という、手間が意外と多いし
素人がペペッと!
カートリッジを作れるわけでは無いので
それがスタンダードになるのは難しいかと。
もちろん「宇宙調理」確立後も、
コーヒーメーカーや電子レンジの様な、
“家庭用調理器具”の位置付けで
生き残っていくとは思いますが
カートリッジなどは、専門業者が製造販売する
形になるだろうし、
普通の人が、料理しても作れない
プロの料理の様なものを
再現するために使用する様な
かなりニッチな調理器具になる可能性がある。
技術は進むが、スタンダードには難しいかなと。
今は、レトルト、缶、フリーズドライなどに
電熱で温めたり、加水したりして
食事をしているわけですが
これからは、それ以上の事も求められます。
そして、
もちろん、宇宙環境で生活し生きるには
厳しいカロリーや栄養の管理が必要になってきます。
それなりの知識も必要ですよね。
パーソナライズされたその人に合った
献立やレシピの提案をしてくれる様な
フードテックもあったら良いですよね!
という事で
「宇宙調理」について
今後も宇宙は未知すぎてなかなか難しいテーマでは
あるかと思いますが、
これからも思考を止めずに行きたいと思います!
専門家の方々でアイデアや賛同してくれる方が
いらっしゃいましたら
お話できたら嬉しいなと思います。
それでは!
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標準食とは、アメリカやロシアが承認した
スタンダードでベースとなる宇宙食。
ボーナス食は、ISS は国際運用で
各国の宇宙飛行士が集まってくる。
国が違えば食習慣も違うので故郷の味が
恋しくなるのは当たり前。
という事で、NASAの規定を守れば
各国で用意してよい。
数量なども限られているが。
その代わり、中身は問われない。
包装まで自国で責任を持つ事で、
数量制限を超えて提供する事を目指したのが
「宇宙日本食」。
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「VEGGIE」は、
・光と栄養素を供給する装置
・植物に合わせて波長や光を調整し
昼夜のサイクルを擬似的に作り出したり
・熱制御は、ISSの客室内システムとの
同様の方法で行われ、
二酸化炭素源は周囲の空気を利用する。
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