N°37 宇宙調理に関して:宇宙調理理論 ロードマップ①-❷について [伊藤のヨタばなし]

伊藤のヨタばなし

ロードマップを一つずつ。ser.
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ロードマップ①-①は、完結し
今回からは、ロードマップ①-②まで戻り
追求していきたいと思います。

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改めて、”ロードマップ①-②”とは?

2 月面基地の設計と特性:
– 月面基地の設計や構造、居住エリアの特性を考慮し、調理施設の配置や設計に反映させる。

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これについて追求していきたいと思います。
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月面基地の設計や特性、
特に調理施設の配置や設計に関わるポイントを
詳しく考察していきます。
全体的な概要から進めていきます。
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ロードマップ①-②:月面基地の設計と特性

⑴ 月面基地の全体構造:
①:居住エリアと作業エリアの配置
 月面基地は、居住エリア(生活・睡眠・調理)と
 作業エリア(研究・メンテナンス)に
 分かれることが一般的。
 これらのエリアは、
 効率的な動線と安全性を確保するために
 配置される必要があります。

②:モジュール構造
 月面基地は、各機能が
 モジュール(ユニット)化される可能性が高い。
 調理施設も独立したモジュールとして設計され、
 他のエリアと連結されることが考えられる。

⑵ 月面の環境に対応した基地設計:
①:低重力対応
 月の重力は地球の約1/6であるため、
 居住モジュールや調理施設内での
 動作や作業に影響が出る可能性がある。
 これにより、調理器具や設備が通常の地球環境と
 異なる設計が必要です。

②:放射線防護
 月面は大気がないため、
 宇宙からの放射線(特に太陽風や銀河宇宙線)
 から基地を守るためのシールドが必要。
 調理施設もこのシールドの影響を受ける可能性があるため、
 壁の厚みや材料選定が重要。

③:温度管理
 月面は昼夜の温度差が極端で、
 昼間は100℃を超え、夜間は-173℃まで下がります。
 調理施設内の温度を安定に保つために、
 断熱材や温度制御システムが必要。

⑶ 調理施設の配置と設計:
①:安全性
 調理中に発生する火災や煙は、
 閉鎖環境である月面基地にとって重大なリスクです。
 そのため、調理エリアには
 厳重な火災防護システムと換気システムが必要。
 また、ガスや電気を使用する場合は、
 エネルギー供給の安定性や安全性も
 考慮しなければならない。

②:衛生管理
 月面の環境は厳しいため、
 基地内の衛生管理は極めて重要。
 調理施設には、食品の保存と調理に関する
 衛生基準を満たす設備が必要。
 特に、微生物や汚染の管理が重要になります。

③:水分・空気の管理
 月面基地では、水分や空気は貴重な資源です。
 調理過程での水の使用や蒸発した水分を
 いかに回収して再利用するか、
 また、空気中の煙や匂いをどう処理するかが
 課題になる。

⑷ 調理器具と設備:
①:低重力対応の調理器具
 包丁やまな板、鍋やフライパンといった
 調理器具は、低重力環境に対応した設計が必要。
 例えば、食材が浮かないように固定するシステムや、
 液体が飛び散らないようにする工夫が考えられます。

②:エネルギー効率
 月面基地ではエネルギー資源が限られているため、
 調理設備はエネルギー効率の高いものが求められます。
 電気調理器具や、太陽光エネルギーを利用した
 調理法の研究が必要です。

⑸ 実際の生活をシミュレーション
①:試験とシミュレーション
 月面基地の設計においては、
 シミュレーションを行い、
 実際の宇宙飛行士の生活を模擬して、
 どのように調理を行うかを検討する必要がある。
 仮想現実(VR)や物理的な模擬環境での試験が
 有効です。

次のステップ
全体像を把握したところで、
具体的な各エリアや設備の設計に焦点を当てて
議論を深めていくと良いかと。
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次回からは、
順を追って最初から
ロードマップ①-②:⑴
「⑴ 月面基地の全体構造」を追記していきたいと思います。

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